まだ契約を切り替えたことがなければ、規制料金から自由料金にするだけで安くなる。ファミリー世帯は年間1万円の削減は堅い。

 プラン内容は多種多様で、生活スタイルに合うものを選びたい。例えば一定の電気使用量までは定額で余った分を翌月に繰り越せる四国電力の「オレンジプラン」は、省エネするほど得になる。

 わが家の場合、東京電力エナジーパートナーから東京ガスが販売するガスとのセットプランに切り替えていた(記事冒頭の図参照)。これで最も得していると思い込んでいたが、同じ東京ガスにもっと安くできるプランがあった。切り替えにより自由料金になったが、実は自由料金の中にもっと得なものがあるからだ。とはいえ、新しいプランに切り替えて実際に生活してみないと、そのプランが合っていたのかどうか分からないのが難しいところ。

 切り替え済みでも、他の自由料金プランと比較すれば、自由化前と比べトータルで年間約2万円削減できることもある。わが家も再切り替えを考えている。