自分の金利を知らない高齢オーナーも

 こちらは融資5000万円、借入期間20年、現状の金利を2.5%と仮定。すると、毎月返済額は26万4951円で、総返済額は6358万8240円となる。

 これが、この信金の提案なら金利を1.2%にできるという(昨年10月時点)。すると、毎月返済額が23万4436円まで下がり、総返済額は5626万4640円に抑えられる。その差額は何と732万3600円にもなる。

 もちろん、借り換えには印紙代や事務手数料、抵当権設定・抹消費用などの諸経費が必要だ。これが31万4200円。これを差し引くと700万円近く得をする。ただし、他に一括繰り上げ返済手数料や違約金が必要な場合もあるので、要注意だ。

 特に高齢の物件オーナーなどは「自分の金利が何%なのか、現状を把握していない人が意外と多い」(不動産コンサルティングTLSの山田幸一郎社長)という。自分の金利が何%なのかをまずチェックし、金融機関に借り換えの相談をしてみてはいかがだろうか。

(ダイヤモンド編集部委嘱記者 大根田 康介)