• 脚光を浴びるTAM• 脚光を浴びるTAMTAMで持ちきりの一週間だった。8月1日木曜日だけでも、ネットワーク機器のアリスタネットワークス(ANET)が四半期決算発表の中でTAMに3回触れ、通信機器メーカーのモトローラ・ソリューションズ(MSI)は直近の買収に関するTAMを公表、ATM運営のカードトロニクス(CATM)や半導体メーカーのコルボ(QRVO)もTAMの拡大について触れていた。インテル(INTC)が先日の決算発表で8回TAMに言及したのとは比べるべくもないが、それでもなかなかのものだ。「実現可能な最大市場規模(Total Addressable Market)」の頭文字をとったTAMは、ある製品やサービスのマーケットシェアが100%であるときに得られる年間収入の理論値である。よく似た指標のSAM(顧客セグメントの需要)やSOM(獲得したいセグメント領域)と混同しないでほしい。