【ステップ2】スライドのプロットをつくる

「ブレストシート」が完成したら、それをもとに、下図のようにスライドを並べて、それぞれにどのようなキーメッセージ、データ(グラフ)、ビジュアルを置くのか、プロットを記入していきます。

プレゼン資料に“ムダな時間”をかける人が犯している「決定的ミス」とは?

 この段階では、具体的なグラフやビジュアルを置く必要はありません。
 大切なのは、それぞれのスライドに盛り込む内容を見ながら、「1課題」→「2原因」→「3解決策」→「4効果」の4つのロジックが、「なぜ?」「だから、どうする?」「すると、どうなる?」という言葉でスムースにつながるかをチェックすることです。プロット・スライドを並べ替えたり、プロットを書き換えたりしながら、完成イメージに近づけていきましょう。

【ステップ3】スライドをつくり込む

 プロットの確認が終わったら、いよいよ本格的なスライドの作成に着手します(下図参照)。『プレゼン資料のデザイン図鑑』などで紹介しているさまざまなノウハウを生かしながら、1枚1枚のスライドをブラッシュアップしていってください。

プレゼン資料に“ムダな時間”をかける人が犯している「決定的ミス」とは?

 この際に最も重要なのは、徹底的にプレゼンの相手の目線に立つことです。見やすく、わかりやすく、「なるほど」と思ってもらえるように細心の注意を払ってください。この3つのステップをたどるだけで、最速で説得力のあるプレゼン資料をつくることができるようになるでしょう。ぜひ、お試しください。