退職時期については、民法の「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する」という規定が1つの目安になる。通常、社員などの期間の定めのない雇用契約の場合には、2週間前までに退職届を提出すれば退職できるのだ。

 ところが、多くの会社は、就業規則で「1~3ヵ月前までに退職を申し入れること」といった規定を設けている。この場合でも、雇用契約や就業規則よりも法律が優先されるため、2週間前までの通知で退職は可能なのだが、会社のほうも仕事の引き継ぎや人員補充のための時間を必要とする。円満退社するためにも、1ヵ月以上前に退職願を出しておくべきだろう。

 今の時代、キャリアを決めるのは自分だ。自分の人生は自身で設計してつくり上げ、管理しなければならない。さらに、これからは人生100年時代。長い人生を楽しく生きるためにも、自分が納得できる仕事選びをしてほしい。