ニコラス・バーの名言

『福祉の経済学――21世紀の年金・医療・失業・介護』(光生館)という名著があるニコラス・バー(ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスLSE教授)の名言があります。

「将来の年金は、経済成長と選挙に行って、いい政府をつくることにかかっている」

 これが世界の常識で、「年金が破綻する」といっている学者は日本にしかいないのですが、なぜかわかりますよね?

 そういう学者がいてくれたら、金融機関の「外貨建て年金保険」などが売れるからです。