女性が活躍できる会社というのは、ダイバーシティ(多様性)があって働きやすい会社であることが多い。また、残業は多いのか、休みは取れるのかといった就業環境も、就職先選びでは重要なポイントとなる。女性が活躍でき、社員にやさしい会社は果たしてどこか。(ダイヤモンド・セレクト編集部)
グローバルな競争の激化、産業構造の変化、少子高齢化による人手不足などを背景として、日本でも生産性の向上と人材活用が喫緊の課題となっている。そこで重要視されているのが、働き方改革と女性活躍を中心としたダイバーシティ(多様性)の推進だ。
経済産業省では東京証券取引所と共同で、女性管理職登用に積極的な上場企業を「なでしこ銘柄」として、従業員の健康管理に戦略的に取り組んでいる上場企業を「健康経営銘柄」として選出している。下表は2019年に選出された企業だ。
中にはなでしこ銘柄と健康経営銘柄の両方に選出されている企業もある。その中からITサービスのSCSKと小売業の丸井グループの取り組みを紹介しよう。