婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。
しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回は、ごちそうする際のスマートなふるまいについてご紹介していきます。

ごちそうするときは、スマートに

「育ち」も「器の小ささ」もわかってしまう<br />ごちそうする際のふるまいphoto by Adobe Stock

せっかくですから、ごちそうする際はスマートにふるまって、相手の方に気兼ねなく楽しんでいただきたいもの。そのためには、ごちそうする側もされる側も、金額に気を使うのが当たり前。

ごちそうする際は、先に「僕はこれにするよ」と低めの金額のものを選んでしまうと、ごちそうされる方はそれより高額なものは選びにくくなるものです。

「これなんかどう?」などと、ちょっとお高めのものをおすすめしたり、「僕はこれにしようかな」と先に少し高めのものを選んでみたりすれば、粋な気遣いが「さすが」と思わせ、相手の方も楽になるでしょう。

ごちそうされるときは

逆にごちそうしていただく際に、相手の方よりはるかに高いものを頼んだりするのも、考えもの。

お気持ちに甘えて好きなものを頼んでも構いませんが、お相手の方と同じくらいの金額のものから選ぶのが礼儀です。また、お礼を兼ねたちょっとしたお返しをするなど、感謝の心遣いも大切です。

「品がいい」「育ちがいい」と言われる人は、普段から話し方や、日常のちょっとしたふるまいが、他の人とは違うもの。マナーや決まりのないシーンにこそ、ふるまい方を知っているか、いないかの差が出てしまいますから、注意したいものですね。『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね!今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!