夫婦喧嘩
いつまでも片づけの問題が解決しないのは、夫婦間の「コミュニケーション」に問題があるからかもしれません Photo:PIXTA

「片づけのノウハウ」だけで
片づけの悩みは解決しない

 これまでたくさんのご家庭で整理収納のサポートに携わってきて、私が強く実感しているのが「“片づけの正解”はその家庭によって違う」ということです。

 衣類をどれくらい持っていて、それをどうしまうのか。カバンの定位置はどこにするのか。本は何冊くらい保管してもOKとするのか。暮らしの中で人が大切にしていることもさまざまなら、不便に感じていることもさまざま。正解のバリエーションが多様なのは、ある意味当たり前です。

 片づけ問題の解決にあたっては、「考えるべきこと」が2つあります。1つは「しまう場所がない」「出したら戻せない」「部屋をもっとスッキリさせたい」という“片づけのしくみ”の問題。もう1つは、夫婦間の片づけスキルの差から生じる“パワーバランス”の問題です。

 一般のご家庭では、後者の問題を正確に認識しているケースは少なく、前者だけに着目して、アイテムやルールで解決しようとして、失敗を繰り返す方が多いように感じます。しかし実際は、片づけをめぐる夫婦間のパワーバランスやコミュニケーションの問題が片づけに大きな影響を与えており、夫婦がもめる原因にもなっています。

 そこで、今回は後者の片づけをめぐる夫婦間のコミュニケーションの問題を解決する方法を探ってみましょう。

 次のA)からE)の設問で、自分に当てはまるものをチェックしてください。A)からE)のうち、より当てはまる設問が多かったグループが、あなたのタイプとなります。複数のグループで同数だった場合は、どちらの傾向も当てはまるということです。チェックが終わったら、その後のタイプ別の解説をご覧ください。このタイプによって、あなたが配偶者と片づけをめぐって、もめたりする理由も明らかになるはずです。