新興国カテゴリーは、リスクが高いので注意しよう

 外国株(1−1)世界全体:世界の株式全体に投資する形では、世界の時価総額などから、世界中の様々な国の株式に投資ができるということになります。

 既に大きく経済成長している「先進国」の割合は多く、それ以外の「新興国」の株式は、小さな割合ですが含むケースがあります。

 外国株(1−2)先進国:世界株式の中でも「先進国」だけに投資するというカテゴリーです。

 外国株(1−3)アメリカ:アメリカの株式に投資するは、世界株式の中でもすでに大きな割合を占めています。世界の金融市場の中心的存在であり、世界中の新たなサービスがアメリカから生み出されています。

 外国株(1−4)新興国:新興国に投資するは、これから経済が発展する可能性を秘めた国々が含まれています。日本も昭和30年代から40年代にかけて大きな経済成長がありました。大きな成長の果実を得る可能性のある新興国へ投資をするという選択肢もあります。

 ただし、新興国カテゴリーはリスクが高いので、リスク回避したい投資家は、このカテゴリーを全く選ばない、という方法でも良いですし、または少額でお試し導入してみて、経験を積んでから、本格的導入を検討するのでも良いでしょう。

*1 先進国は31ヵ国:アイスランド、アイルランド、アメリカ、イスラエル、イタリア、英国、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、日本、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ルクセンブルグ。内閣府HPより(データ:2019年7月15日取得時点)https://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sh14-01/s1_14_0_2.html
*2 新興国の定義は世界銀行によって「高所得国」以外に分類される国々(2016年時点の1人当たり国民所得(GNI)が1万2235米ドル以下の国々)
 国連によって後発開発途上国(Least Developed Countries)に分類される国々(1人当たり国民所得(GNI)、人的資源指数(HAI)、経済脆弱性指数(EVI)によって判断される)IDE-JETROホームページより。https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Column/ISQ000007/ISQ000007_005.html