コロナ禍,田舎暮らし
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感染者数が各都道府県で大きな差があるように、住む場所によってコロナ禍における影響は異なる。昨年、都心から郊外に移住した筆者が、コロナ禍の「田舎暮らし」についてレポートする。(フリーライター 武藤弘樹)

新型コロナ第1波が過ぎ
「田舎のコロナ禍」を振り返る

 5月25日に全国で緊急事態宣言が解除され、新型コロナの第1波は一応の一段落を見た。第2波の危険性は依然としてあるものの、6月に入ってから学校が再開されるなど、コロナ以前への日常へと手探りながらぼちぼち回帰しようとしている現状である。

 筆者は昨年、都心から車で高速を使って1時間強の場所にある、街灯が少なくひき逃げがコンスタントに起こる田舎に一家で移り住んだ。今回のコロナ禍で、都内に住む知り合いの面々から「こっちはものすごい自粛ムードだけれども、そっちはどうか?」と聞かれることが多く、どうやら比較的興味を持ってもらえそうな話題であるので、今回は長い厳戒の自粛期間が明けてホッと一息つかれているこのタイミングで、新型コロナ第1波の振り返りレポートを田舎暮らしをしている筆者の立場から行いたい。

 なお当レポートはあくまで個人的体感にとどまるものであり、地域ごとに危機意識の違いもあろうから、「全ての田舎がそう」というわけではないことをご了承願いたい。