オフィス系の割安銘柄選びのポイント
ホテル系の投資開始時期は先送りが賢明

 また、オフィス系で最も割安度が高いいちごオフィスリート(8975)の5月22日時点の利回りは6.1%になっている(次ページ参照)。例えば10%減配となっても5%以上の利回りが確保できるという点は、今回の下落局面があったからこそともいえそうだ。

 一方で同銘柄は、景気後退の影響を受けやすい中小規模オフィス主体となっている。この点が気になる投資家であれば、資産規模と比較して保有棟数が少ない大型オフィス主体のグローバル・ワン不動産(8958)やジャパンエクセレント(8987)は割安感が強い銘柄と考えられる(次ページ参照)。

 なお、割安REITランキングの1位と2位を占めているホテル系銘柄は、J-REIT価格が大幅に上昇した後でも投資妙味が残ると考えられるため、投資開始時期は先送りする方が賢明だと思われる。国内需要やインバウンドの回復に時間を要するだけでなく、インバウンド回帰のきっかけと考えられる東京オリンピック開催の可否が現時点では不明確となっているためだ。