毎日の予定管理は、紙の手帳ですか? それとも紙からデジタルツールに変えて久しいでしょうか。どちらにもそれぞれに良さはありますが、スケジュールを管理する際は、デジタルとアナログの両方で行うのがおすすめです。外資系コンサルティングファームでITを専門とする吉澤準特氏が、新著『仕事力に差がつく「超・整理術」』の中から、効率的なスケジュール管理の仕方をお教えします。
予定はデジタル側に集約し
紙に出力して持ち歩く
仕事のコミュニケーション経路には、アナログツールとデジタルツールの2つがあります。スケジュール管理では、私はアナログとデジタルの両方のツールで予定表を持ち歩くことをお勧めします。
ただし、「整理しない整理術」は仕事を整流化するためのルールなので、特定の手帳やツールを新たに揃える必要はありません。今使っているもの、使えるもので十分に実現できます。
デジタルツールによるスケジュール管理には、Googleカレンダーを用いても、Outlook予定表ツールを用いてもかまいません。
普段から使い慣れているデジタル予定表がないのであれば、インターネット経由で利用できるGoogleカレンダーが使いやすいでしょう。
メールやチャットなど、オンライン上のやりとりで生じた予定は、そのままデジタルの予定表に登録します。
アナログツールによるスケジュール管理には、普段から使い慣れている手帳やノートを使うのではなく、デジタルで管理するスケジュールを出力し、それをレールファイルに挟んで持ち歩くようにします。