500万円未満までは、収入が高い方が結婚できるという相関関係が見て取れる。400万円未満とそれ以上で5%近い差が出ているため、この所得階層が明暗を分けるポイントだと言えそうだ。しかし、興味深いのは、このことは男性に限ったことではなく、女性にも当てはまるということである。

■ 収入別の結婚した割合(女性)

・100万円未満……18.7% 
・100~200万円未満……24.5% 
・200~300万円未満……25.2% 
・300~400万円未満……27.0% 
・400~500万円未満……27.2% 
・500万円以上……26.5% 

 男性ほど伸び率は急激ではないが、女性も収入が高いほど結婚できる傾向にあるのだ。様々な原因が考えられるが、

・ 共働き世帯が主流となっているため、女性にもある程度の収入が求められる

・ 収入が多い女性の方が男性と出会う機会が多い

 ――ということなのだろうか。いずれにしても、結婚できるかどうかが収入と関わってくるとは、何とも世知辛い世の中である。

親が娘の結婚相手に求める
年収は、本人よりも現実的?

 ちみなみに、前回紹介した「女性が男性に希望する年収」と「男性(民間)の平均給与」を振り返ってみると、以下のようになっている。

・女性の希望……平均682.6万円
・男性の年収……平均507.4万円

 一方、親が娘の結婚相手に求める年収は、結婚情報サービス会社「オーネット」の調査によると、400万円台が22.5%で最多となった。さすが、幾多の困難を乗り越えながら結婚生活を続けているベテランとだけあって、かなり現実的な数字を設定していると言える。