熱中症や感染症に負けない体作りのためにも、朝のうちに、しっかりと体に栄養を補給してあげましょう。また、朝ごはんを食べて体内時計を整えることは、夜、質の良い睡眠をとることにもつながります。寝苦しい季節になる前に、睡眠力も高めておきましょう。

 では、夏こそ気をつけたい、朝ごはんのポイントを4つに分けて紹介します。

ポイント(1)
「主食」をしっかり

 普段はエネルギーのとり過ぎばかりに注意が向きがちですが、今、声を大にして言いたいのは、「エネルギーが不足するのもリスクです!」ということ。エネルギーの過不足のわかりやすい目安として、体重が増えるのと同じように、大きく体重が減ることにも気をつけましょう。

 炭水化物抜きダイエットをしている方もいらっしゃいますが、主食は大事なエネルギー源。「主食」をとらないでいると、食物繊維などの栄養素の不足にもつながります。食物繊維は腸の調子を整える上で、また、ダイエットをする上でも欠かせないもの。腸内環境を整えて免疫力の低下を防ぐためにも、生活習慣病予防のためにも、主食となる炭水化物は食べ過ぎない程度にとってほしいところです。ダイエットのために炭水化物を抜いている方も、朝なら比較的抵抗が少ないのではないでしょうか。

 朝食の主食としては、ごはん、パン、シリアルが手軽ですが、パンはバターやジャムなどトッピングの量、シリアルは砂糖使用のタイプであれば食べ過ぎに注意しましょう。可能であれば、白米よりも胚芽精米、白いパンより全粒粉パン、というように低GIのものを選ぶと良いでしょう。ただ、朝食は「食べよう」と思わないとなかなか続けられないもの。いずれにしても、負担なく用意ができるものを選ぶと良いと思います。