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世界各地で目撃情報が寄せられるも、いまだ秘密のベールに包まれている未確認生物(UMA)。数あるオカルトジャンルの中でも、UMAは現代のニーズにマッチしたコンテンツの一つだという。各媒体で人気の「連載コラム」の著者に聞くシリーズ、第2回はウェブ媒体『東スポWeb』(東京スポーツ新聞社)で連載中の「オカルト評論家山口敏太郎のUMA図鑑」の著者・山口敏太郎氏だ。(フリーライター 岡田光雄)
UMAの基本理念は生物学
地上生物の86%が未知種
オカルトという言葉の定義は広い。「UFO」「心霊現象」「超能力」「オーパーツ・超古代文明」「陰謀論」など幅広いジャンルに及ぶが、「UMA」(Unidentified Mysterious Animal)もその一つだ。
UMAとは、端的にいえば生物学的に確認されていない動物のことで、有名なところではツチノコやイエティ(雪男)などがそれに当たるが、妖怪や魔物などとは明確な違いがあるようだ。