生命表は
どのように作成するか

 さて、そもそも生命表はどのように作成するかというと、

(A)すべての年齢ごとに男女それぞれ2019年の死亡率を計算する。
(B)2019年に男女それぞれ、10万人ずつ生まれたとし、1歳をむかえられる生存数を計算する。

 1歳の生存数は、10万人に0歳の死亡率をかけて、全体から引く。死亡率は男0.00199 女0.00178なので、199人(男)、178人(女)となり、この人数がまず少なくなり、1歳生存数は、それぞれ9万9801人(男)、9万9822人(女)となる。

(C)Bと同様の方法で、2歳を迎えられる人口を計算する。
(D)Cを繰り返し、104歳まで計算を続ける。105歳を迎えられる人は、103人(男)、123人(女)となる。105歳以上は、死亡率100%として計算を終える。
(E)0歳以上の全年齢での生存数の総計(0歳以上の定常人口という)を、10万人で割って平均を求める.これが0歳の平均余命であり、平均寿命である。
(F)n才での平均余命は、n歳以上で生存している人口(定常人口という)をn才の生存人口で割って求める

 まぁ、説明すると複雑になるが、こうして求めた年齢はグラフにするとわかりやすい。男女同じグラフにして並べてみよう。

 2019年の平均寿命は、男81歳、女88歳であった。死亡数最頻年齢は男88歳、女93歳である。この最頻年齢を過ぎても生存している人は男31.3%、女31.5%いる。数字にすると、考えていたよりも、老後というのは長いことがわかる。

 そして、90%の人は、この年齢を迎えることはできずに死ぬ、という年齢は、男95歳、女99歳となった。この年齢は、ライフプランを作るうえで一定の基準になると思う。