YouTuberに学ぶ
6つのポイント

 岡本氏の近著『世界最高の話し方』(東洋経済新報社)では、「YouTuberに学ぶべき点」として、以下の6点が挙げられている。

 ・ 豊かな表情
 ・ 大げさな動き
 ・ 現物を見せて、興味を引く
 ・ 効果音をふんだんに使う
 ・ テロップを入れる
 ・ 口語体、会話調を使う

 たとえば、小池百合子東京都知事をはじめとする複数の都道府県知事は新型コロナウイルスに関する記者会見の際、フリップを使いながら現状を説明している。口頭だけでは伝わりにくい情報も「聴覚」と「視覚」の両方を刺激することで、直感的に理解できるようにした狙いが感じられる。

 岡本氏によれば、最近はリモートでの会議や社員総会等で、社員向けコンテンツとして、動画を活用する企業も増えているという。

 また、「Zoom疲れ」という言葉も生まれたように、ウェブ会議に象徴されるようなオンライン上のコミュニケーションは、脳に大きな負担がかかることが指摘されており、「ウェブ会議だけではなく、電話やメールなどさまざまなツールを活用し、メリハリをつけた方がいい」そうだ。

 コロナ禍が終わっても、テレワークが定着し、リモートの会議やプレゼンは常態化していくだろう。これからはリアルとリモートでは勝手が違うことを理解した上で、その特性や利点を理解し、上手に使い分けていく工夫が求められることになりそうだ。