片づけたがる人の「地雷ポイント」(2)
決めたルールが守られないと落ち着かない
「ここに置かないで!」「向こうにしまってと言ってるでしょう!?」怒る側と、怒られる側。夫婦間でパターンが決まっている家庭も多いでしょう。怒る側の言うことにはスキがなく、一度怒らせてしまうと、責められる方は、嵐が去るのを待つような心境かもしれません。
こういう「自分の思うタイミングと方法で片づけることを要求する人」は、根拠を尋ねると、案外、その人個人のこだわりに過ぎなかったりします。本当は、夫婦間に妥協点もあるはずです。
このタイプの人は「秩序を好む」ので、あなたから先手を打って片づけを宣言するといいでしょう。無理のないやり方で「具体的なタイミングと方法を申し出る」のが効果的です。
●モノが溜まる場所を決める
読みかけの本や雑誌、鞄やアウターなどの個人アイテムは、カゴなどの一時置き場を決めて、そこに入れるようにしましょう。
●片づけるタイミングを決める
自分のアイテムの置き場所を作っても、「どうせ放り込んで終わり」。あなたはそう思われています。溜まったものを「いつ片づけるのか」を宣言して、それを守りましょう。
宣言することで、守る責任は生まれますが、パートナーに勝手に決められたルールではありません。自分との約束なら守れるはず、ここはがんばりどころですよ。置く場所がいっぱいになったとき、新しいカゴを買って新たに置き場所を増やすのは絶対にNGです。