総合事業の対象者、拡大の理由
同会議では「一定数の市町村において、同サービスを実施する上での課題として対象者が要支援者等に限られてしまっていることで、事業が実施しにくい」と理由を披露した。その事例として東京都世田谷区からの要請をカラー写真入りのスライドで紹介した。

写真では、参加者たちが大きなテーブルでランチをとっていたり、いすに座って体操している姿が見える。地元の金曜倶楽部(加納美津子代表)が毎週金曜日に教会内の一室で開いているサービスBの様子だ。2016年5月から始めた。
写真脇の文で「要介護認定を受けたからといって、介護保険のデイサービスに切り替えるより、引き続きサービスBを利用することで地域でのつながりを継続することが重度化防止につながり、要件の緩和が必要」と、世田谷区の考えが表明されている。
このスライドが作成された経緯を、加納さんに直接聞いた。