55歳で役職から外されても
仕事人生はまだまだ続く
一定の年齢が来ると管理職が役職を外される「役職定年」という制度があります。なぜこのような制度があるかというと、かつて55歳定年制から60歳定年制に移行した際、組織の新陳代謝や人件費の抑制を目的として導入されたり、90年代以降にポスト不足の解消を狙って導入されたりしたためです。
役職を外される側からすれば、それまで上ってきた階段を下りる形になりますし、給与も下がることが多いため、モチベーションを落とす要因となりがちです。また、役職定年以外にも出向などで出世競争から脱落させられる場合があり、これもモチベーションを落とす要因になり得ます。
制度の是非はさておき、人生100年時代を迎えたいま、働く側としてはこんなことでやる気を失ってはいけません。