Zoomなどのリモート会議ツールと
組み合わせて本領を発揮

 mmhmmには、単体での利用法と、ZOOMなどのリモート会議ツールと組み合わせて使う2つの利用方法がある。

 単体で使う場合には、そのまま画面を録画することもできるが、独自の「インタラクティブレコーディング」と呼ばれる機能も便利だ。これは、録画したデータを専用サーバーに保存し、Webブラウザから呼び出すと、視聴者の側でスライド間の移動やプレゼンターの透明度を自由にコントロールしながらみることができる。たとえば、社内のジョブトレーニング用ビデオなどをこの機能を使って制作すれば、社員が自分のペースで内容を把握することができ、学習効果の向上に役立つだろう。

 Zoomなどのリモート会議ツールと組み合わせて使う場合には、mmhmm自体のウィンドウを画面共有で呼び出して使う方法と、リモート会議ツールのカメラ設定をコンピュータの内蔵カメラから「mmhmm camera」(mmhmmを仮想的なカメラに見立てて)に切り替えて使う方法を選べる。

 画面共有のほうがわずかに画質は良いが、常時利用するならばカメラ設定を切り替えるほうが一度設定するだけで済む利点がある。いずれにしても、事前にmmhmmを起動しておくことを忘れないようにしたい。

mmhmm_Zoom設定mmhmm cameraをリモート会議のカメラとして利用するZoom設定の例

 加えて、「コパイロット(副操縦士)機能」を使うと、別の人にスライド操作などを任せられるようになり、プレゼンターはよりプレゼン自体に集中することができる。必要に応じて利用してみるとよいだろう。 

 最後に、mmhmmの課金システムについて説明しておこう。

 アカウントを作ってから7日間は、プレミアムツールと呼ばれる有料プランの機能もすべて無料で利用できる。プレミアムツールには、ルーム(バーチャル背景)のカスタマイズ、プレゼンターの見た目の調整、映像効果、ビッグハンド、ポインター機能などが含まれている。

 実は、フリープランのままでも毎日1時間はプレミアムツールを含むすべての機能が利用できる。その上、有料プランも年間契約の場合で月当たり917円とリーズナブルだ。ヘビーユーザーになった時点で、有料プランへの切り替えを考えればよいだろう。

 このように、充実した機能を利用しやすいサービスとしてまとめたmmhmmは、リモート会議やオンラインプレゼンテーションを、より効果的にグレードアップしたいと考える、すべての人にオススメしたいツールである。