新築分譲時から値段が倍以上になる“お宝”物件も多いのがタワマン。特集『タワマン 全内幕』(全14回)の#7では、不動産マーケティングプラットフォーム企業「マーキュリー」の協力により、首都圏で最も新築時から値上がりしたタワマンを100位までランキングした。最も“含み益”が多いお宝タワマンはどこにある?(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)
新築から最も値上がりしたマンションはどこ?
中古流通時で値段が2倍になったお宝タワマンも!
物件の価格は新築時が最も高く、その後年数がたつにつれて落ちていくもの――。そんな常識が通用しないのがタワマンである。新築分譲の時期によっては、高利回り金融商品も顔負けの驚くほどの含み益がある物件も多い。
ダイヤモンド編集部では、不動産マーケティングプラットフォーム企業「マーキュリー」の協力により、首都圏で新築物件として供給されたタワマン(20階建て以上)の新築分譲時の販売価格と、2018年から21年までにその物件が中古物件として販売された時の販売価格を比較、騰落率を求めた(詳細な算出方法は記事文末に記載)。新築で購入したオーナーにとって、現在最も含み益が高くなっている順に物件をランキングした。
トップは新築販売時も業界騒然の爆安物件として知られた、湾岸エリアのあのタワマン。上位にはJR山手線内側のプレミア物件のほかにも、ららぽーと豊洲開業前に建設され、豊洲の開発史の先駆けとなった「豊洲シエルタワー」、中華街タワマンの代表格「横濱ディアタワー」、アキバタワマンの代表格「東京タイムズタワー」などがランクイン。詳細は次ページで確かめてほしい。