マーブル・カテドラル(チリ)

光の加減で色が次々と変わっていきます光の加減で色が次々と変わっていきます

 湖水によって侵食されでき上がった洞窟です。数年前までは知る人ぞ知る存在でしたが、青く輝く洞窟がSNSなどで拡散され、一躍人気のスポットとなりました。幻想的な色の秘密は、洞窟内部の石質と湖にあります。石は炭酸カルシウムを多く含み、長い年月をかけて削られることで大理石のようなマーブル模様になりました。湖は、氷河の溶水によりできた氷河湖。太陽が湖を照らすと、光が反射して洞窟全体が深い青色に包まれるというわけです。
(現地表記:Marble Cathedral)

シパキラの塩の教会(コロンビア)

洞窟全体がライトアップされています洞窟全体がライトアップされています

 シパキラは、コロンビアの首都・ボゴタの北約50kmに位置する町です。古くから岩塩の採掘場として有名で、町の外れには岩塩鉱山の中にできた塩の教会があります。教会は地下約220mにあり、坑道を歩きながら14の間を回って最後に3つの間から成る岩塩教会へとたどり着きます。坑道と坑道を繋ぐ間にはキリストが磔のため歩いたヴィア・ドロローサの14の留にちなみ、それぞれ解説がなされています。教会内にある3つの間のひとつ「生の間」には岩塩から掘出した十字架があります。高さ16m、幅10mで、地下にある十字架としては世界最大です。
(現地表記:Zipaquira Catedral de Sal)

ドン・ボスコ聖堂(ブラジル)

教会から外に出ると、世界が青くなったような錯覚に陥ります教会から外に出ると、世界が青くなったような錯覚に陥ります

 ブラジルの首都、ブラジリアにある聖堂です。設計を手がけたのは、ブラジルを代表する建築家、オスカー・ニーマイヤーの弟子であるカルロス・アウベルト・ナベス。外観は無機質なコンクリート製ですが、内部は壁一面が青いステンドガラスで埋め尽くされています。ガラスはよく見ると1つ1つ色が異なっていて、全部で12のグラデーションになっています。青いガラスを通した太陽の光が堂内へと注ぎ込むと、まるで宇宙の中に浮かんでいるような幻想的な気分になります。天井からは3トンものベネチアンガラスを使ったシャンデリアが下がり、こちらも圧巻です。
(現地表記:Santuario Dom Bosco)