2位から5位はランキングではおなじみ、高年収で有名な企業が出そろった。

 2位は検出・計測制御機器大手のキーエンスで1751.8万円。3位は旧富士銀行(現みずほ銀行)系の大手不動産ヒューリックで、1708.2万円だった。2社とも高年収ではあるが、昨年からは減少している(それぞれ前期比4.8%減、3.0%減)。

 一方、4位と5位の総合商社は昨年から年収をアップした。4位は三菱商事で1678.4万円、前期比2.8%増。5位は伊藤忠商事で1627.8万円、前期比4.0%増だった。ちなみに三菱商事は昨年も4位、伊藤忠商事は昨年6位だった。

 今回、年収が1000万円を超えた企業は63社あった。業種別にこの63社の傾向を分析すると、最も多かったのは在京の民放テレビ局などを含む「情報・通信」で11社だった。次いでM&Aキャピタルパートナーズなどを含む「サービス」が9社、大手商社を含む「卸売業」が7社だった。そしてヒューリックを含む「不動産」、第一三共や中外製薬などの「医薬品」が、それぞれ6社となった。

 では、次ページ以降で6位以下を一挙に公開する。