同期機能は便利だが、使い方を誤るとプライベートがダダ漏れに

 クラウドを介した同期機能は便利です。わざわざコピーする作業なしに、PCで登録したデータをスマホで確認できたり、スマホで撮影した写真をPCで閲覧・編集できます。出張時に出先のPCを使ったり、ネットカフェのPCなどで作業をする際にも、自前のPCと同じ環境で操作できるので、再設定の手間が省けます。

 しかし、自動でさまざまなデータを同期してくれるというのは、便利な半面、非常に危険なことでもあるのです。同期機能がとんでもないトラブルを引き起こす可能性もあることは頭に入れておかなければなりません。

リビングで阿鼻叫喚、恥ずかしい趣味がネットニュースに~本当にあった怖い話Chromecastの場合は、スマホのGoogle Homeアプリの「背景モード設定」でスライドショー表示するコンテンツを選べます(拡大すると全体を表示) 拡大画像表示

 夏の怪談ではないですが、実際にあったとても怖いお話を紹介しましょう。Apple TVやChromecastといったストリーミングデバイスをテレビに接続すると、YouTubeやNetflixなどの動画コンテンツを大画面で楽しめるので、利用している人は多いでしょう。これらのストリーミングデバイスは一定時間操作していないとスクリーンセーバーが起動します。初期設定では美しい写真がスライドショー再生されるので、皆さんも目にしたことがあると思います。

 その家庭でもストリーミングデバイスを利用してテレビで動画を楽しんでいました。息子が設定を変更し、愛犬の写真をスクリーンセーバーに表示するようにしてからは、リビングのテレビを付けっぱなしにしておくことが増えました。可愛い犬の写真を、大きな画面で鑑賞できるのは楽しいものです。

 ある夜、両親がリビングでくつろいでいると、大画面に裸の男が映りました。写真がスライドするごとに性器が大写しになり、リビングは阿鼻叫喚(あびきょうかん)です。しかし、スライドショーが進むと、見覚えのある部屋が映りました。そうです、息子が自室であられもない姿で自撮りをしていたのです。その写真がクラウドストレージに自動的に同期され、ストリーミングデバイスのスクリーンセーバーに自動再生されたのです。怖いですね。