税理士の得意分野は?

 税理士はその名の通り、税金や会計に関する専門家で、現在日本全国に約8万人います。税理士の専門領域は、確定申告や相続税申告書等の書類を作成することや、各種税金の相談、税務調査の立ち合いなどがあげられます。

 税理士の資格がないのに「節税相談」や「相続税を無料で計算します」など、税金に関するコンサルティングをしている人がいますが、たとえ無料であっても税理士法違反です。

 また、税理士事務所に勤務している補助者(税理士資格のない人)が税金についてのアドバイスをするのも、本来は税理士法に抵触している可能性があります。

 税理士になるための試験は、合格率2.5%(全受験者のうち、官報合格者の割合)と、なかなか狭き門です。ちなみに税理士の平均年齢は65歳です。

 税務署に23年間勤めると、税理士の資格が与えられるので、税務署OBが多いのも税理士という資格の特徴です。一方で、20代の税理士はたったの0.6%(全国で約500人)しかいません。

公認会計士の得意分野は?

 税理士の仕事をしていると、「公認会計士と税理士は何が違うの?」という質問をよく受けます。

 同じ会計を扱う資格ではありますが、仕事内容は全然違います。公認会計士の主たる仕事は、「監査」といって、上場企業等が公表する決算書の数値に偽りがないかどうかを客観的に調査する仕事です。

 公認会計士の資格を取り、一定の研修を受講すれば、税理士の資格も付与されます。税理士の上位資格というイメージを持つ方もいますが、税金という土俵においては、税理士のほうが強い傾向にあります。