バーチャルオフィスに
監視機能はいらない？
他のサービスにあるような監視を目的とした機能はあえて付けてない。そのため、社員は信頼されている安心感を持って働くことができる。代わりに、フェイスブックの「いいね！」のような機能、成果をたたえるハイタッチ、拍手を送ってたたえる機能なども、ポジティブなコミュニケーションを取れる工夫が随所にある。
専用のアイコンによって、社員同士のつながりや業務状況が一目で分かる仕組みになっている
「テレワークが会議や打ち合わせだけになってしまうと、どうしても十分にコミュニケーションが取れないと思います。実際にオフィスにいると、なんとなく耳にする会話があったと思います。一見、雑談に思える話の中にアイデアの種がある。そんな場合が実は多いのです」（市川さん）
朝夕のあいさつ、同僚との雑談、ちょっとした相談、周囲の気配りといった、リアルなオフィスの感覚をできるだけ再現している。
現在ユーザーの8割はオフィスとして利用しているが、学会や研究室といった教育現場にも導入されている。デザインやレイアウトは目的に応じて変更できるため、さまざまな場面での利用が可能である。
