「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」や勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!
脳のストレスを減らす
夏休みもあとわずか。「お子さんの夏休みの宿題がまだ終わっていない!」という方はいらっしゃいませんか?
「あとわずか」と思うと、ついついこんなことを口走ってしまうので……。
「なんでもっと早くしなかったの!」「間に合うの!?」など。
この言葉で、やる気スイッチが入り、宿題をしてくれればいいのですが、実態はその真逆です。では、どうしたらいいでしょうか。
まずはじめに把握していただきたいのが、「脳の性格」です。脳は感情と密接につながっています。
「宿題いやだ。しんどいな~」と思うと、ストレスホルモンが分泌されて、脳の働きが悪くなってしまいます。逆に、「楽しい!好き!」と思いながら宿題を進めると、脳のストレスが減り、脳のパフォーマンスがぐっと上がります。
ですから、「楽しい!」「好き!」と、まず声に出してみることです。
言えば言うほど、脳が「もしかして、今、楽しいことをしてるいの? あっ!楽しいことだ!やった~!!」と思うようになり、気持ちも軽くになり、明るくなってきます。
瞬読のプログラムでもできないことがあるときは、まず、「ニコっと笑顔に」。そして、「楽しい!」を言葉にするように取り組んでいます。
そこで重要なのは、「環境づくり」です。楽しく取り組める空間や状況をつくることが大切なのです。
たとえば、ゲーム感覚でできるように、宿題達成ポイントカードをつくって、ポイントによって、お子さんの好きなことをできるようにすると、ポイントをためるのが楽しくなって、気がつけば宿題がどんどん進んでいた!という結果に。
経営している学習塾でもポイントをためて、それに応じてプレゼントをしていますが、子どもたちはとっても盛り上がって勉強を楽しくするきっかけの1つになっています。
また、「子どもが勉強しているときに同じ環境で親も勉強する」「本を読むなどご家族も一緒に何かに取り組む」ことも子どものやる気が出るきっかけになります。
ポイントは「楽しく♪」です。決して、お子さんの行動に目を光らせるのではなく、親自身が楽しく取り組んでください。その様子が子どもにいい影響、刺激を与えます。
宿題のラストスパート! みんなで楽しく笑顔で取り組んでみてください。
きっと思った以上に宿題が進んで気がつけば終わっている、そんな達成感を味わえると思います。今後の勉強力アップにもつながるきっかけにしてみてくださいね。
*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。