英語とは縁遠い新潟の片田舎で生まれ育ち、勉強はからっきし苦手。とくに英語は、be動詞も理解していなかった。それでも大学を受験。偏差値38の学部を2つ受験するも、どちらも不合格……。それがいまやネイティブや帰国子女に間違われるほど英語を操り、YouTubeでさまざまな国籍の人々にインタビューしまくっている。いったい、どうやって英語力を身につけたのか? 初の著書『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』で、超効率的な勉強法を初公開! 本書より一部を抜粋・編集し、夢を叶えたとっておきのコツを全部教えます!
②準備する力
ability to prepare
【前回】からの続き ボクは大学生の頃、アルバイトをして貯金をし、夏休みになると英会話強化の機会を得ることを目的に、バックパックを背負って海外旅行をしていました。宿泊代の安いホステル(本書61ページ参照)で寝泊まりしていたのですが、そこで初対面のゲストと話をするとき、事前に英会話のテンプレート(ひな形)を用意して、それをくり返し試していました。
●当時使っていた英会話のテンプレート(ひな形)の例
What's your plan after this?(このあとの予定は?)
Do you know any good places to visit around here?(ここらへんでオススメのスポットある?)
Let's go to grab some lunch together.(一緒にお昼ご飯を食べようよ)
また、英会話力をつけるため、マッチングアプリを利用して知り合った外国人と会うときも、事前に相手のSNSを検索して、どんなことに興味があるのかをチェック。「なにを話そうかな(What should I talk about?)」と質問を準備していたのです。
ボクのYouTubeチャンネルを見ると、ぶっつけ本番で街角インタビューをしているように思うかもしれませんが、実際は事前に質問を用意して、念入りに下準備をしています。たとえば、導入部分で緊張をやわらげるために聞くのは、次のような基本的なことです。
What are you up to today?(今日の予定は?)
What do you do as a career?(仕事はなにしてるの?)
※あとはインタビューのトピックに沿った質問を用意
マスコミの取材者や優秀なセールスパーソンも、会う相手のことを事前に調べるそうですが、それと同様にいくら英語が話せても「準備する力」なくして会話を盛り上げることはむずかしいと思います。【次回に続く】
※本稿は、『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』より一部を抜粋・編集したものです。