農業経営が今、150年ぶりの大チャンスを迎えている理由とは。特集『カリスマ農家の「儲かる農業」』野菜くらぶ編の第3回は、農業が低収益に陥る構造的問題に、日本の農業史から迫ります。昔の農家が「儲けていた」理由とは?日本に小規模農家が多いのはなぜなのか?3年連続カリスマ農家No.1に選ばれた澤浦彰治さんが、その本質的理由と、高収益を実現するポイントを明かします。

今回の動画で学べるTOPIC
・日本の農業を激変させた2つの転換点
・農業経営が「儲からなくなった」歴史的理由
・農業の大転換期に生き残る人と消える人

澤浦彰治(さわうら・しょうじ)
ダイヤモンド編集部が実施「農家が選ぶカリスマ農家」アンケートで3年連続1位を獲得。1964年、農家の長男として生まれる。利根農林高等学校を卒業後、群馬県畜産試験場の研修を経て、家業の農業・養豚に従事。コンニャク市場の暴落によって破産状態に直面するなかでコンニャクの製品加工を始める。1992年、3人の仲間と有機農業者グループ「野菜くらぶ」を立ち上げ、有機野菜の生産を本格的に開始。1994年、家業だった農業経営を農業法人化しグリンリーフ有限会社とする。第47回農林水産祭において蚕糸・地域特産部門で天皇杯を受賞。著書に『小さく始めて農業で利益を出し続ける7つのルール』(ダイヤモンド社)など。