お子さんの初めてのひとり暮らし、ご自身の転勤、単身赴任など‥‥。新生活に向けて「自炊」の必要に迫られている方に!「てんきち母ちゃんのはじめての自炊練習帖」は、料理家のてんきち母ちゃんこと井上かなえさんが、はじめてひとり暮らしをする娘さんに向けて作った本。夜ごはんを1食(主菜・副菜)200円前後、週1500円程度で作ることを目標に、ムリなく無駄なく、自炊を続ける様々な工夫や、簡単なのに味が決まる料理を提案しています。この連載では、本書からそのコツやレシピを抜粋して、紹介していきます。
この5つで、自炊がぐっとラクになる!
ひとり暮らしの台所は狭いケースが多いので、調理器具はなるべく厳選したいものですね。持っていることで調理の時短にもつながり、作れる料理のバリエーションも広がる厳選の5品が下記です。
・直径18センチの片手鍋&蓋
直径18センチ程度のテフロン製が、取り回ししやすくラク。やかん代わりにお湯を沸かすのにも使える。蓋はセットの透明のものがおすすめ。
・直径22センチのフライパン&蓋
直径22センチ程度、テフロン製がおすすめ。縁の高さが高いものを選ぶとパスタなどもゆでられて使い勝手がよい。蓋は透明が中が見えて◎。
・3合炊き炊飯器
3合まで炊けるコンパクトな大きさのものがベスト。ひとり暮らしなら1回に2~3合炊いて1食ごとに分け冷凍しておくのが無駄のないコツ。
・電子レンジ
シンプルな機能のものでOK。冷凍品の解凍やひとり分の少量の調理に便利。金属や琺瑯の容器、アルミホイルなどは使えないので、調理の時は注意して。
・オーブントースター
ホイル焼きや、焼き魚、グラタン、朝ごはん用のトーストなど、様々に使える。もし備え付けの魚焼きグリルなどがあれば、それで代用することもできる。
*本記事は、「1週間1500円で毎日おいしい! てんきち母ちゃんの はじめての自炊 練習帖」より、抜粋・編集したものです。