2. フォート・デルッシ・ビーチ
同じくワイキキ・ビーチ内にあるフォート・デルッシ・ビーチは、ワイキキの西側、アメリカ軍の所有地にあるビーチ。名前の由来となったのは、1906年にアメリカ陸軍省により結成された「ホノルル地区砲兵隊」により設置されたフォート(砦、要塞)と、1812年の南北戦争で北軍の陸軍准将を務めたルネ・エドワード・デルッシーの名前からつけられています。
この地にも砲台が設置されましたが、試験砲撃以外での発射は行われなかったといいます。その後、砲台があった建物はアメリカ陸軍博物館として改築されました。
そんなフォート・デルッシ・ビーチは整備された芝生エリアが印象的な、ロコに人気のスポット。比較的観光客は少なめな印象です。波は穏やかなので、波打ち際で遊ぶのにもぴったり。
また散策路などが整備されていて、ランニングや散歩をする人の姿を見かけることも。SNSで話題になった、幹がハート形に見える木があるのもこの場所です。海に入らずとも、よりハワイを感じられるスポットといえるでしょう。
フォート・デルッシ・ビーチ
3. グレイズ・ビーチ
ワイキキのラグジュアリーホテル「ハレクラニ」のそばにある小さなビーチ。こぢんまりとしていて思わず通り過ぎてしまうほどですが、実はマナ(神秘の力、気)が宿る有名なパワースポット。ここには山脈からの淡水が湧き出ている場所「カヴェヘヴェヘ」があり、かつてハワイの王族がこの地で傷を癒やし、魂を浄化していたという逸話が残っています。
ビーチを上から眺めるとこんな感じ。淡水が湧き出ているためか、海藻やサンゴがなく、白い砂が目立ち、一筋の道が延びているようにも見えますね。ビーチに入って英気を養える、ハワイでも珍しいスポットです。
グレイズ・ビーチ