昼食で取るとよい食べ物は?
(1)生なら両手、加熱なら片手の手のひらに載る量の野菜
昼食は、外食やコンビニを活用する方も多いかと思います。外食やコンビニ食で気になるのは塩分です。塩分の取り過ぎは高血圧の原因となります。
減塩には、味の濃い食事を控えると同時に、野菜を取ることが大切です。野菜に多く含まれるカリウムは、ナトリウムを体外に排出してくれるため高血圧の予防につながります。昼食に外食やコンビニを利用する方は、スパゲティや、丼物、ラーメン、カレーライス、うどんなどの単品メニューを選びがちなので、どうしても野菜が不足します。単品メニューに野菜の取れるサラダやおひたしなどのサイドメニューを追加する、野菜が取れる「タンメン」や「野菜ラーメン」などのメニューを選ぶ、トッピングに野菜をプラスするなどして、野菜を取ることを意識していきましょう。カリウムは果物やトマトジュースにも多く含まれているので、食後のデザートとしてフルーツを食べる、トマトジュース(食塩無添加)を飲むのもよいでしょう。
野菜が取れているのかどうかの目安は、加熱した野菜であれば片手の手のひらに載る量、生であれば両手の手のひら一杯分が1食で取ってほしい量の目安となります。意外と意識しないと取れない量なので、メニュー選びをする際に意識してみましょう。
また、昼食後に眠気に襲われる人は、血糖値が急激に上がり、その後急降下することで強い眠気や倦怠感が出ていることがあります。昼食の時間は、朝食を食べてから4時間以内か遅くても6時間以内に取り、食物繊維を多く含む野菜から食べるようにしましょう。