PTAで「必要なかった活動」続々判明!コロナで思考停止が浮き彫りの皮肉写真はイメージです Photo:PIXTA

新型コロナウイルス感染拡大は学校のあり方だけでなく、PTAの活動にも少なからず変化を及ぼした。中には、これまで「強制参加」としていた活動を廃止したり、減らしたりしたPTAも存在する。短期集中連載「大塚さん、PTAが嫌すぎるんですが…」の#3では、PTAが旧態依然とした体制から脱却しようとする動きについて、具体例を挙げながら解説する。コロナ禍を機に「なくても問題ない」と判断され、今後も復活の見込みが薄い活動とは――。(ライター 大塚玲子)

「強制から任意」の方向へ
PTAも変わりつつある

 前回は、PTAに「参加拒否」した場合はどうなるかについて見てきました。ですが、最近のPTAは、だんだんと変わってきている面もあります。おおまかに言うと、強制から任意の方向へ。保護者を厳しく締め付けるやり方から、もうちょっとゆるやかな形に向かう傾向が見られます。

 ただし変化の度合いは、個々のPTAによって大きく異なります。特に運営面に関しては、どんどん改革を進めて加入・活動における強制を手放していくPTAと、昔ながらの「必ずやってください」というやり方を続けるPTAと、二極化しているのを感じます。

 それでも、ほぼどこのPTAにおいても、多少の変化はあるようです。大きな要因は新型コロナウイルス感染拡大です。2020年の春からこの3年間、学校が休校になったり、活動が停止したりするなかで、PTAはいや応なく「これまで通り」をあきらめざるを得なくなる経験をしたからです。

 今回は、コロナの影響でPTAがどう変わってきたか、振り返ってみたいと思います。

【次ページ以降】
・PTA活動の「デジタル化」がもたらした効果とは?
・PTAがコロナ禍で気付いた「なくても問題ない」活動とは?
・コロナ前は毛嫌いされていた「クラス役員」が人気になったワケ