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いまだ盛り上がり続ける「DX（デジタルトランスフォーメーション）ブーム」。だが、その裏では、企業・自治体などのITシステムはさまざまな意味での危機を抱えている。さらに、ブームに支えられてわが世の春を謳歌していたコンサル業界にも異変の足音が。特集『企業・銀行・官公庁・ITベンダー・コンサルが大騒ぎ！ ヤバいDX 2023』（全13回）では、DXが本来目指していたはずの楽園とは真逆の「ヤバい」事態を多方面から炙り出す。（ダイヤモンド編集部 鈴木洋子）
＃1 4月17日（月）配信
富士通メインフレーム撤退で業界激震！レガシーシステム問題の深刻、企業の半数が刷新断念!?
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富士通がついにメインフレーム事業からの撤退を発表。現在、同社のメインフレームを利用している企業に激震が走っている。しかし、レガシーシステムを刷新するには、単に新たなシステムを入れればよいというわけではなく、さらに2026年までに約半数の企業が刷新を諦めるという予測もある。レガシーシステムの大問題と、その「引っ越し需要」に群がるITベンダーたちの思惑とは。
＃2 4月17日（月）配信
みずほシステムトラブルの当事者が暴露！「IT部門の超弱体化」と「自前システム乱立」【IT座談会1】
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みずほ銀行のトラブルの裏側で起こっていた「IT部門の超弱体化」と「ユーザー部門が自前で作ったシステムの乱立」とは？あのシステムトラブルの渦中を内部から見ていた元みずほ銀行マンをゲストに、みずほトラブルの裏側を座談会で語る。
＃3 4月18日（火）配信
NTTデータがクラウドシフトでIBM撃破！地銀勘定系で次に敗れ去るベンダーを残酷予想
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NTTデータが顧客の地方銀行約40行に対し、メインフレームからの刷新プランを提示して日本IBMとの陣取り合戦に一気に王手をかけた。一方、SBIホールディングス陣営などの新興勢力もじわじわと勢力を伸ばす。次に動く地銀、次に消えるベンダーはどこか？ 詳細の陣取り合戦の地図と、今後の残酷な予想をずばりお伝えする。
＃4 4月19日（水）配信
みずほ新システムは、結局何がダメだったのか？元“中の人”が激白！【IT座談会2】
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みずほ銀行のシステムトラブル、中から見て本質的には何が問題だったのか、そしてトラブルを乗り越えた今、新システムはみずほにどう役立つのか？元・中の人をゲストに迎えたIT座談会の2回目です。
＃5 4月20日（木）配信
「日本の病院はカモ」世界のハッカーが狙う弱点とは？第2の半田病院が続出しそうな理由
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全国の病院を襲ったサイバー攻撃。特に徳島県の半田病院がロシアのハッカーに狙われ、病院機能が停止したことは注目を集めた。実は「日本の病院はカモ」という情報がダークウェブではすでに知れ渡っており、さらに専門家は「直接、特定ターゲットの生命を狙うような攻撃」のリスクすら指摘する。一方病院側の対応は脆弱で、危機的な状況がまだ続いている。
＃6 4月21日（金）配信
「恐怖系DX」が日本を席巻？不景気で「ゆるふわDX」が死に絶える理由【IT座談会3】
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DXブーム、といいながらもデジタルもトランスフォーメーションもないDXプロジェクトの現場が日本のあちこちにあふれる。そんな中、座談会メンバーが予想する次に来るDXとは「恐怖系DX」だという。恐怖系って何？IT座談会の3回目をお送りしよう。
＃7 4月22日（土）配信
マイナンバーカード推進の裏で進む法改正、個人情報利用や機能追加などに「野放図拡大」のリスク
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政府がDXのキーとして進める「マイナンバーカードの普及とマイナンバーカードの活用」。今国会で審議予定のマイナンバー法の改正で、行政側の個人のマイナンバーの参照や利用内容が大きく緩和される。今後どんなことが起きるのか？マイナンバー制度の制定に関わった専門家らが問題点を指摘する。
＃8 4月22日（土）配信
DXプロジェクトをぶっ壊すのは「麦わら帽子のあいつ」みたいなメンバーだった【IT座談会4】
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DXプロジェクトはなぜ頓挫するのか、そこには気合と友情と努力で難関を非科学的に切り抜けてしまおうとするプロジェクトメンバーの存在があった。座談会メンバーが目撃した、「駄目になるDXプロジェクトに必ずいる『人気漫画キャラのあいつみたいな存在』」とは？
＃9 4月23日（日）配信
アクセンチュアもマッキンゼーもリストラ着手！DXコンサル＆IT人材の「新・勝ち組vs負け組」
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海外大手ビッグテックやコンサルティングファームでリストラの嵐が吹き荒れるが、日本での影響はどう出ているのか。コンサル業界の大量採用の中、採用されたもののついていけず再び日本企業に転職する者や、人材不足の中、今まで手を出さなかった50～60代の採用にも動き始めたコンサルファームも。最新の「DX人材、新勝ち組・負け組」を見てみよう。
＃10 4月25日（火）配信
銀行、メーカー…「コンサル依存」のクライアントがいる限り、DXバブルは終わらない!?【IT座談会5】
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海外では盛んとなってきたコンサルティングファームのリストラ話だが、日本のDXの現場ではいまだ「無風」が多い。しかし、中には配置換えや外国人採用など微妙な変化も出てきていて……？DX要員のはずなのにDXからは程遠い日常の仕事も多いコンサルのトホホな毎日をメンバーが語る座談会5回目。
＃11 4月26日（水）配信
2年後に「全国自治体行政大パニック」発生!?デジタル田園都市構想に“ばら撒き”批判
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2025年に現在の1700ある市町村のシステムをクラウド対応に切り替える、壮大な計画が現在進められている。だが本来の目的だった「システム運用のコストを3割削減」が実現できそうにない自治体が相次ぐ。また、「計画を延期しないと、自治体行政が25年に全国でパニックに陥る可能性もある」との声も。さらに、これとは別に進んでいる内閣官房が音頭を取るデジタル田園都市国家構想にもばらまきの批判が集まる。政府DXは今どうなっているのか。
＃12 4月27日（木）配信
ChatGPTや海外エンジニアと競争激化！これからのIT業界で稼げる「推し就職先」は？【IT座談会6】
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生成型AI ChatGPTの台頭や海外エンジニアとの競争などが日常になっているIT業界。これから転職または就職を考える人が目指すべきなのはどの会社か？目的別の職場の選び方をメンバーが語る、IT座談会の最終回。
＃13 4月28日（金）配信
DMMや楽天で「クラウド離れ」がひそかに進行中！DX強者が気付いた“逆転の発想”とは？
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国も民間企業も、AWS（アマゾン ウェブ サービス）、Microsoft Azure、GCP（グーグル クラウド プラットフォーム）などのクラウド活用をこぞって進めている。ところが、実はクラウドを一部捨ててオンプレ（自社保有）に戻る企業も出てきている。米メタ、Dropbox、DMM.com、楽天グループなどがそれだ。「オンプレ」に戻るDX強者の「まさかの逆転の発想」とは？そして、それとは別文脈で「非パブリッククラウド」陣営として新たに国産クラウドを育成したい経済産業省も暗躍している。
Key Visual by Noriyo Shinoda
