魚介だしが日本人好み コー・ユーン:プーケット
タイ南部のマレー半島に点在する都市には、移住してきた華人が古くから多く住んでいます。プーケットも例外ではなく、プーケット・タウンの旧市街に残る町並みは、中国南部や台湾などにもよく見られる騎楼(2階部分が歩道上にせり出してアーケード状になっており、通行人は雨風がしのげる)建築が見られます。そんなプーケットで気軽に食べられているのが、中国南部伝来の、その名もズバリ、ミー・ホッキアン(福建麺)。太麺の玉子麺を使う店がほとんどで、スープは透明感のある魚介だしで薄味に作ることが多く、スープなしならオイスターソースや各種調味料を使った各店自慢のタレをあえて食します。具にはムーデーン(チャーシュー)、キアオ(ワンタン)、小エビなどが入ります。なんとなく日本のちゃんぽん麺を彷彿させる、懐かしさも感じさせる味をプーケットで楽しんでみませんか。
住所 Suriyadet Circle, Phuket Town
電話 08-4189-5432
営業時間 毎日10:00~16:00
定休日 なし
おもなメニュー ミー・ホッキアン(福建麺) 50バーツ
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※当記事は、2023年6月7日現在のものです
※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。