「Wi-Fi設定」で浮気がバレたケース
「過去に何度か“前科”がある身なので、浮気の証拠隠滅は徹底的に行っていたつもりだったんですけどね……」と反省する大沢健太さん(34歳・仮名)は、6年間付き合っていた恋人と1年前に結婚したばかり。交際期間中、健太さんは数人の女性と浮気をし、そのたびに修羅場を迎えては元サヤに収まることを繰り返してきたといいます。「最後に浮気がバレたとき、『さすがに、もう無理。別れるか結婚するか、どちらかを選んでほしい』と詰められたので結婚しました」
結婚してしばらくは浮気の虫もおとなしくしていたという健太さん。とはいえ、「自分から積極的に女性と会うことには罪悪感がありましたが、昔の女友達からの誘いは断りきれなかった」と話します。
そんな健太さんが、結婚後初めて浮気をしたのは半年前。浮気相手は健太さんの後輩の彼女であり、健太さんの妻とも一度だけ面識がある女性でした。「不倫関係になった後、後輩カップルと僕と妻の4人で食事をしたことがあったんです。妻も後輩も、僕らの浮気についてはまったく気付いていないようだったので、そのときは安心していたのですが……」
では、なぜ健太さんの浮気が妻にバレたのか? それは、後輩の彼女の自宅に、使わなくなった家電を届けるために健太さんと妻が2人で訪れたときのことだったといいます。「もちろん、後輩の彼女の自宅に僕は行ったことがないという前提でした。でもその嘘は、あっけなくバレました」
後輩の彼女の自宅で調べものをする必要があり、健太さんのスマホに表示されたネットの画面を見た妻は、その瞬間「ちょっと、いい加減にしてよ! 後輩の彼女とまでデキていたわけ?」と激高したのでした。いったい、なぜ妻は怒ったのか?
「妻に浮気がバレた理由は簡単で、僕のスマホが後輩の彼女の自宅のWi-Fiに接続していることが分かったから。初めて訪れる個人の部屋ならつながっているほうが不自然ですよね」
とっさのことで言い逃れができなかった健太さんは、現在も妻と冷戦状態が続いているといいます。