東京限定となる『ファンタスティック・ビースト』の展示
なお、「9と3/4番線のホーム」と「ホグワーツ特急」のコーナーの奥には、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に登場する、ドイツのベルリンに向かう列車のセットの展示もあります。これは「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」限定の特別な展示なのだとか。
「濡れ鍋」がある設定の場所から見たダイアゴン横丁
1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーが学校用品を揃えるため訪れた「ダイアゴン横丁」は、続編作品にも幾度となく登場する印象的な場所のひとつ。ひときわ目をひくオレンジ色のジョークグッズ専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店」をはじめ、ハリーが杖に選ばれた「オリバンダーの杖店」や、ギルデロイ・ロックハートの本が並ぶ「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」、ゴブリンが経営する魔法銀行「グリンゴッツ銀行」などが忠実に再現されています。
屋内セットはまだまだあります。ハリーが人生で初めて家を体験する場所である、グリフィンドールの談話室。そんなハリーのバックグラウンドを意識し、華やかさよりも居心地の良い空間になるようにデザインされています。あたたかみを感じる赤いベルベットのソファは、何度も叩くことで長く使い込んだ風合いに仕上げたのだとか。
談話室の向かいあるのは男子寮のセット。映画の撮影では、ベッドはずっと同じものが使われていたのだそう。どのベッドが誰のものなのかは、ベッドの下に置かれたトランクのイニシャルや、個人スペースの使い方で分かります。たとえば、ロンの空間には応援しているクィディッチチームのポスターが飾られています。