正解は4

解説 そもそもの話ですが、東京証券取引所に上場している会社の総数は3893社(2023年7月7日現在)で、大まかに「大型株」「中型株」「小型株」に分けられます。

東京証券取引所ではTOPIX(東証株価指数)を「時価総額」と「流動性」に応じて、次のように分類しています。

大型株=時価総額と流動性が高い上位100銘柄(TOPIX100)
中型株=大型株についで時価総額と流動性が高い上位400銘柄(TOPIX Mid400)
小型株=大型株・中型株に含まれない全銘柄(TOPIX Small)

狙い目の「小型株」
売り時の目安は?

よく間違われるのですが、「小型株=株価が低い銘柄」ではありません。株価ではなく時価総額に注目しているのです。

これは私独自の基準ですが、本書では時価総額300億円以下の銘柄を「小型株」と呼んで、「小型株集中投資」の対象とします。

もちろんケースバイケースで、例外もありますが、おおよそ時価総額1000億円を超えたくらいが、売り時と考えます。

小型株は大まかにいうと、東京証券取引所のグロース市場に加えて、名古屋証券取引所のネクスト市場、札幌証券取引所のアンビシャス市場、福岡証券取引所のQ-Board市場などに上場する銘柄が含まれます。

ポイント 本書では小型株は時価総額300億円以下の銘柄が目安

※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。