インドでは、「19×19」といった2ケタのかけ算を小学生のうちにすぐに計算する方法を教えています。新刊書籍『ドリル版 インド式かんたん計算法』からの一部抜粋・再構成により、インド式のミラクルな計算法を、3回にわたって紹介していきます。学習を深めるための練習問題も掲載。この夏休み、親子でインド式かんたん計算法を習得してはいかがでしょうか。
「インド式計算法」は
かんたんに暗算ができて、頭が磨かれる
子どもから大人まで、計算力を養うことはとても大事です。
まず、子どもが計算力を養えば、いいことがたくさんあります。
算数や理科のテストで、いい点数がとれるだけではありません。世の中のしくみや、お金の流れといったことも、理解しやすくなります。
それが、子どもの自信につながることは言うまでもありません。そのような自信は、子どもが中学受験、高校受験という経験を乗り越えていくうえで、とても大きな力になるのです。
大人が、計算力を養えば、脳が自然と活性化されます。問題解決力や集中力が高まることになり、仕事の問題をいままでより速く解決することができますし、脳を若いまま保てるので、老化の防止にもつながります。
つまり、子どもも大人も、計算力を養えば、いいことばかりなのです。
その計算力をかんたんに養える方法が、「インド式計算法」なのです。