長時間運転を避けて疲労軽減
ガソリン代とホテル代の節約にも
長時間の運転を避けて時間を有効活用するなら、長距離フェリーは本当におススメだ。例えば、大阪南港~新門司港間(名門大洋フェリー)の乗用車航送運賃は、1万9690円(車輛長3m以上~4m未満、正規運賃の通常期、運転手1人のエコノミー運賃を含む)。高速道路の通行料金+ガソリン代の方が、少しだけ安い。※運転手1人のエコノミーからの等級差額や同乗者の旅客運賃は別途必要
しかし、夜行フェリーでクルマごと乗船すれば、500km以上の運転を避け、かつ「動くホテル」に1泊したようなもの。翌朝の下船後には、港近くのインターチェンジからすぐに九州自動車道に入って九州各地に移動できる。長距離運転で疲労しないことは、旅を楽しむ重要ポイントだろう。
あるいは、北海道をマイカーでドライブする旅も可能になる。茨城県・大洗港~苫小牧港の商船三井フェリーや、新日本海フェリー(京都府・舞鶴港~北海道・小樽港、福井県・敦賀港/新潟県・新潟港/秋田県・秋田港~北海道・苫小牧東港など)、シルバーフェリー(青森県・八戸港~苫小牧港)などがある。乗り慣れたマイカーの方がドライブを楽しめるという人にはうってつけだ。