学ぶテーマや時間割は各生徒が自由に選べる。メタバースキャンパス上でオンライン通話、テキストチャットを駆使しながら他の生徒やメンターとコミュニケーションを行うため、“カメラオフ”“チャットのみ”で出席することも可能だ。

実際のメタバースキャンパスのイメージ。バーチャルオフィスなどとして活用される既存サービスをカスタマイズしながら提供。日々のコミュニケーションのほか、オンライン発表会などにも活用。
実際のメタバースキャンパスのイメージ。バーチャルオフィスなどとして活用される既存サービスをカスタマイズしながら提供。日々のコミュニケーションのほか、オンライン発表会などでも活用
メタバースキャンパスの様子
 

バーチャル空間にすることは、年齢や性別などのバイアスにとらわれず、様々な生徒の交流を育む効果もあるという。実際にSOZOW SCHOOLのバーチャルキャンパス上で出会った生徒同士が一緒にLINEスタンプを制作して出品するといった事例も生まれてきている。

またSOZOW SCHOOLでは現在多様なバックグラウンドを持つ社会人が副業などの形式でメンターとして参画。メンターのプロフィールを基に生徒が自分にあったメンターを選び、オンライン上で個別で話ができる仕組みも設けている。

今後はサービスの改善に加えて、オンラインだけでなくリアルで交流できる要素を取り入れた新たな取り組みや、国境を超えたサービス展開にも力を入れていく方針。今回調達した資金を用いて組織体制の拡充などを進める。