モンスターが赤く光ると攻撃の前兆。こちらの攻撃を中止し、左右にフリックしてモンスターの側面へ回り込もう
スマートフォンを横持ちすると、シームレスに横長画面になる。45度など、中途半端な角度に傾けてもゲームが続行するため、迫力のあるスクリーンショットを撮影できそうだ

最大4人のマルチプレイに対応

ポケモンGOでは、最大20人で協力しながらボスを倒す「レイドバトル」という仕様があった。しかしMonster Hunter Nowではマルチプレイの最大人数をモンハンシリーズと同じく4人に限定している。その代わり、自分1人では強力なモンスターを討伐できず、仲間の助けを必要としているハンターが募集をかけると、周囲にいるプレイヤーの画面にマルチプレイの誘いが届く仕様を採用した。技術的にはもっと大勢のプレイヤーとマルチプレイを楽しめるのだろうが、モンハン「らしさ」を重視したのだろう。

この動きを見ていると、スマートフォン用の、しかも位置ゲームだとは思えない

4月下旬にクローズドベータ、正式リリースは9月を予定

ポケモンGOなど、これまでNianticがリリースしたタイトルとは異なる味付けが加えられたMonster Hunter Now。既存タイトルのシェアを奪わず、新たな客層を開拓するNianticの最新位置ゲームになることは、まず間違いない。そして、カプコンの悲願だったモンハンIPのスマートフォンアプリも実現している。両社のどちらが欠けても成立しなかった、双方の希望と未来を背負ったビッグタイトルは、9月にリリースを予定している。

なお冒頭にもあるように、4月25日から開始されるクローズドベータテストの希望者を公式サイトで募集している。テスト参加者は、グローバルで1万人に体験してもらう予定だそうなので、興味がある人は応募してみてはどうだろうか。

鉱石などを採取できるポイントは、『Pokémon GO』のスポット情報などを流用する予定だという。ハンターの周りにある光の円の範囲内にあるものはタップして採取可能