「名探偵コナンは、行く先々で事件に巻き込まれすぎるよな」を超える身近なあるあるは…。
そう語るのは、大喜利のお題を出題してきた「坊主」氏だ。いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/種岡 健)
日頃から「疑問」を集めておく
「うすうす思っていること」というのは、笑いのネタになります。
別に性格が悪くなくても大丈夫です。
日常生活で疑問に思ったことはストックしておきましょう。
「名探偵コナンや金田一少年は、行く先々で事件に巻き込まれすぎるよな」というようなことでOKです。
「それやりすぎ」「大袈裟すぎ」とつっこむようなことは、誰もが思っていることである可能性が高いです。
それを早く指摘した者勝ちです。あるあるネタもすぐに古びますからね。
「それ、他の人がネタにしていたよ」と思われたら、一気に寒くなってしまいます。
鮮度があり、その人なりの見方であること。
勇気を持って言い出しっぺになることです。
日常に「疑問」を持ち続けよう
たとえば、最近の私の疑問は、これです。
「文章の最後に『!』を付けるのを
みんなでやめない?」
ということ。なぜか、日本語では、「わかりました!」と「わかりました。」では受け取られ方が異なります。
「わかりました。」だけの返事だと、「怒ってる?」と思われてしまうんですよね。
でも、本来なら「!」なんてなくても、文章だけで成立していたはずです。
だったら、いっそみんなで「せーの」で使わないようにしたほうがいい!!
さて、こういったことは小学生の頃に、たくさん感じることです。
「なぜ、動物は歯磨きしてないのに虫歯にならないの?」
「なぜ、給食に合わないごはんの日でも牛乳なの?」
というようなことを毎日、考えていたはずです。
しかし、年をとるにつれて、そういう疑問を持つことを忘れてしまいます。
そうなると、日常生活は何不自由なく送れると思うのですが、一方で頭の固い大人になる第一歩だとも思うんですよね。
なので、大喜利という自由に発想する舞台では、その枠を外してみましょう。
(本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)
日本一の大喜利アカウント
X(旧Twitter)は、2024年1月現在で190万フォロワーを突破。元々、「2ちゃんねる」が大好きで、「匿名で面白い回答をする人がたくさんいる!」ということに衝撃を受け、Xでお題を出し続ける。これまで8年間365日、毎日欠かさず大喜利のお題を出題。累計で2万以上のお題を出し、数百万以上の回答を見てきた。昼は僧侶として働く、正真正銘の「お坊さん」でもある。また、都内に「虚無僧バー」「スジャータ」というBARを2軒経営しており、誰でも1日店長ができる店として、さまざまな有名人やインフルエンサーなどに店長を任せている。BARの名前の由来も仏教からとられている。『大喜利の考え方』(ダイヤモンド社)が初の著書。