全ての猫様が
「ちゅ~る」を好きなのか?
「水を飲んでもらうのが大変」
猫の先祖は砂漠で暮らしていたと言われ、少量の水しか飲まない猫が多い。しかし猫の死亡原因の上位である腎臓疾患を防ぐためにはなるべく水を飲むことが必要だと言われている。猫の通り道に水を置く、水飲み場を何カ所かに分ける、フードに水を足してあげる……など試行錯誤で水を飲ませる飼い主は多い。
一方、腎臓疾患のある猫は多飲多尿の傾向があると言われており、水を飲む量が急に増えた場合は注意が必要だ。
「ちゅ〜るを好まない猫もいる」
猫が目の色を変えて喜ぶと言われる、いなば食品の「ちゅ〜る」。猫飼い以外にもその魅力は知れ渡っており、猫を飼う人がプレゼントでもらうことが最も多い猫関連商品と言われている(筆者調べ)。
しかし前述した通り猫は偏食であり、味の好みにうるさいため、個体によってはまったく食べなかったり、そもそも液体のフードを好まなかったりする場合もある。そして昨日食べたものでも明日喜ぶとは限らない。
「食後に顔を洗う」
猫が顔の周りを前足で拭う仕草。これは食後に行われることが多い。一説には、他の動物に見つからないため、顔の周りに残った食べ物の匂いを取るために行っていた習慣の名残なのだとか。
「ユリや紫陽花は猫にとって猛毒」
ユリ科の植物(ユリの他、チューリップやヒヤシンスなど)や紫陽花は誤って食べると死に至る場合がある。このほか、サトイモ科、ツツジ科など気をつけなければならない植物は多くあるので注意が必要だ。
一方、「猫草」やマタタビなど、猫が好んで食べる草もある。
「猫草が無印良品に売っている」
その猫草はペット用品店や観葉植物店で売っていることがあるが、最近では無印良品でも売られている。水を入れて数日待てば草が生えてくるので、その育成も楽しめる。