ダンベルを使ってトレーニングする男性Photo:South_agency//Getty Images
*本記事はEsquireからの転載です。
連載「男のオフビジネス」では、働く人の私生活を充実させる記事を土・日曜に配信しています。連載をフォローすると最新記事がメールで届くので、読み逃しがなくなります。連載のフォローには無料会員登録が必要です。

 この過酷なワークアウトは、わずか16分で大きなパンプアップをもたらすでしょう。

腕の筋肉の成長を感じられなくなった人におすすめの方法 

 長い間、腕を酷使するような筋トレを続けてきたのに、最近袖が全くパツパツにならなくなっている…「もしや、筋肉の成長が止まってしまったか?」と感じているのなら、ストップウォッチを手に取って、今まで通りのやり方を思い切って変えてみましょう。

 重いウエイトを持ち上げることは、筋肉の成長にとって素晴らしいことです。実のところ、徐々にウエイトを重くしていくこと(漸進性過負荷とも)こそが、筋肉を確実に成長させる方法として挙げられるでしょう。ですが、あらゆる角度から成長させるには、筋肉にかけるテンションの量だけでなく、そのテンション下にいる時間の長さも重要となります。

 重いウエイトを低レップで上げるのも一つの方法ですが、長い時間をかけて大きな可動域をコントロールしながら筋肉を鍛えることは、筋肉を膨張させるホルモンを分泌させるシグナルを身体に送ることが知られています。もしもしばらく筋肉の成長を実感していないのであれば、タイム・アンダー・テンションを織り交ぜる価値は間違いなくあるでしょう。

ダンベルを使ってトレーニングする男性Photo:Oscar Wong//Getty Images

 そのためには単純にレップ数を増やし、各セットの長さを長くすればいいでしょう。自分の遺伝やトレーニング歴にもよりますが、15~20レップまでなら効果が期待できます。ですが、本当に極限まで追い込みたいのなら、レップ数をカウントするのは完全に忘れ、最大限の力を発揮する時間のセットと犯罪的なまでに最小限の休息を組み合わせることをおすすめします。

 では、その時間はどのくらいがいいのでしょうか? 「40秒」というのは、まだちゃんと負荷をかけられる範囲かもしれません。ですが、基本的には「40秒」のカウントダウンが始まったらブザーが鳴るまで続ける方法をここでは紹介しましょう。