「全世代のリ・スキリング(学び直し)を推進する」――。6月に閣議決定された「骨太の方針2024」では、意欲ある人が“生涯”活躍できる社会を実現するべく、若者のみならず中高年を含めた全世代のスキル向上を打ち出した。具体的には、学び直しのための「教育訓練給付」の給付率を最大70%から80%へ引き上げた上で、対象資格・講座を拡大。さらに、教育訓練休暇中の生活を支える新たな給付を創設することが明記された。その一方で、AI(人工知能)への投資拡大も掲げられ、AIの各士業への逆風も懸念される中、5年後、10年後も食える資格選びに悩む人も多いはず。特集『40歳・50歳・60歳から一発逆転! 稼げる資格』では、7月8日(月)から21日(日)までの全17回にわたり、コスパ・タイパ重視で人生を変えたい中高年の学び直しにピッタリな資格を伝授する。
#1 7月8日(月)配信
【人気資格ランキング】社労士・税理士は↑宅建士・FPは↓…性別・年代別過去10年の推移、コロナ禍で序列激変!
中高年が転職や独立で人生を変えようとすると、真っ先に資格取得によるリスキリングを考えるだろう。だが、はやりの資格は試験などの制度改正や需給バランスによって大きく変わる。近年では、新型コロナウイルスの感染拡大を経て、社会保険労務士や税理士の人気が上昇し、宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーの人気が下がるなど序列が様変わり。過去10年間の性別・年代別の「人気資格・講座ランキング」を基にその背景を探る。
#2 7月8日(月)配信
40~50代の人生を変える「2つの資格」とは?資格学校大手・LECの反町社長にイチオシを聞く
大手資格学校のLEC(東京リーガルマインド)の社長で、自らも弁護士資格を持つ反町雄彦氏を直撃!中高年から人生を一発逆転できる一押し資格を聞いた。
#3 7月9日(火)配信
平日2時間の勉強で難関資格を目指す!忙しい社会人のための「タイパ重視・挫折ゼロ」勉強法
塾生の偏差値を短期間で劇的に上げて難関大学に合格させることで知られる個別指導型予備校、篠原塾塾長の篠原好氏。「応用情報技術者」「危険物取扱者(甲種)」などの国家資格や「英語検定準1級」「数学検定準1級」「日商簿記検定」など、さまざまな資格を持つ篠原氏が、忙しいビジネスパーソンが挫折することなく難関資格に挑戦できるタイパ重視の勉強法を伝授する。
#4 7月10日(水)配信
社労士+α、宅建士+α…生き残る士業の「最強のダブル資格」とは?【3大基礎資格から始めるステップUP早わかりチャート付き】
日進月歩で進化するAIに仕事を奪われる職種に、よく難関士業が挙げられる。これから資格で稼ぎたいならば、複数の資格を組み合わせてオンリーワンの人材になることが求められる。三つの基礎となる資格から難関資格への道筋が分かる大図版と共に最強の資格の組み合わせを伝授する。
#5 7月11日(木)配信
「日本語教師」資格に中高年が殺到!4月に国家資格化、意外にも英語力不問で稼げてやりがいも
今年4月、これまで民間資格だった外国人留学生に日本語を教える日本語教師が、「登録日本語教員」という国家資格に“昇格”した。定年後のセカンドキャリアや子育てが一段落した主婦の副業など、稼げてやりがいもある日本語教師を目指す中高年が爆増している。
#6 7月12日(金)配信
ビジネスパーソンは全員取るべき!「IT系資格4選」最短1カ月で合格も、東大卒&971資格保有の「資格王」が伝授
大人気の国家資格「ITパスポート」をはじめ、IT系資格の企業研修が流行している。DX(デジタルトランスフォーメーション)などで業務効率化が進む中、現代を生きるビジネスパーソンにとってIT知識は必須だ。副業を始めたい人も、ITに強いほど稼げる道が開ける。東京大学卒業で971の資格を持つ「資格王」鈴木秀明氏に、最短1カ月の勉強で挑戦でき、すぐ役立つIT系資格を四つ厳選してもらった。
#7 7月13日(土)配信
【注目資格】電気主任技術者&電気工事士、再エネ電気設備の急増で引っ張りだこ!定年後も独立開業可能
今、中高年の間で人気急上昇中の技術系資格がある。「電気主任技術者」と「電気工事士」だ。太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーの電気設備が急増し、この資格を持つ人材の争奪戦が起きているからだ。一定の実務経験を積めば、定年後に独立開業も可能だ。二つの資格の具体的な中身を解説する。
#8 7月14日(日)配信
新NISA開始でFP資格に熱視線!主婦・主夫が収入アップを目指せる「他資格との組み合わせワザ」も伝授
2024年1月から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしたことで、お金の専門家と呼ばれるファイナンシャルプランナー(FP)に対する注目がにわかに高まっている。自らお金について勉強する人が増えているわけだが、実は、FPの資格に他の資格を組み合わせることで、主婦・主夫であっても収入アップを目指せる道がある。その手法を伝授しよう。
#9 7月15日(月)配信
高卒から院卒に「ワープ」できる!非大卒受け入れに寛容な名門大学院リスト一挙公開、早稲田やMARCHも
高校や専門学校卒業、短大卒であっても才能豊かで、社会で活躍している人は数多くいるが、より高みを目指して大学院卒の資格を得る人も少なくない。いわば、社会人の学び直しや学歴刷新だ。そこで、本稿では、高卒から院卒に「ワープ」できる、非大卒の受け入れに寛容な名門大学院を紹介しよう。
#10 7月16日(火)配信
TOEICを「1カ月で+200点」できる!難関大合格請負人が最強勉強法と7つの裏ワザを伝授【TOEIC頻出表現リスト付き】
多くの企業で転職や昇進のために不可欠になりつつある英語テストTOEICの点数に悩む社会人は少なくない。短期間で劇的に塾生の偏差値を上げて難関大学に合格させることで知られる個別指導型予備校、篠原塾の塾長で受験戦略家の篠原好氏が、1カ月でTOEICを200点も爆上げできる勉強法を開陳する。
#11 7月16日(火)配信
建設・不動産業界でAIに負けない「4つの資格」、さらにダブル資格への高コスパ&タイパのルートも解説!
活況の建設・不動産業界にもAIによる業務効率化の波が押し寄せている。そんなAIに食われない「四つの資格」がある。法律で定められた独占業務に携われるため、保有していれば引く手あまただ。また、キャリアアップでダブル資格を目指すためのコスパ・タイパの良いルートについても伝授する。
#12 7月17日(水)配信
【税理士試験の「試験科目免除大学院」難易度ランキング】今や税理士試験合格の王道に!
2023年度から受験資格要件が緩和された税理士試験。受験の要件が緩和されたことで挑戦しやすくなった。さらに、5科目の試験のうち一部を免除される条件となるのが、試験科目免除大学院での修士論文執筆だ。加えて大学院進学は免除以外にもお得な効果が複数ある。最新版の試験科目免除大学院の難易度付きリストをお届けする。
#13 7月17日(水)配信
「社外取締役」になりたい人は必見!選ばれるために“盛れる資格”と“必須の知識”とは?
上場企業において社外取締役の設置は、会社法やコーポレートガバナンスの観点から今や当然のこととなった。だが、社外取締役がどうやって選ばれるかはブラックボックス。そうした中で、社外取締役に必須の知識を明らかにするとともに、ライバルに一歩差をつけられる“盛れる”資格をお届けする。
#14 7月18日(木)配信
弁護士、司法書士、行政書士、弁理士…中高年のチャレンジにピッタリな「法律資格」とは?法改正で需要増も!
三大国家資格の「弁護士(司法試験)」をはじめ、司法書士や行政書士など法律系の資格は多い。だが、中高年から目指すとなると、費やす労力に見合う資格は限られる。一念発起した中高年が目指すべき法律系資格を検証する。
#15 7月19日(金)配信
ビジネス現場での経験が生かせる!社労士、中小企業診断士、キャリコン…人気上昇の「経営・労務系資格」の選び方
ビジネスの現場で長年キャリアを積んできた中高年の経験を生かしやすい資格が、社会保険労務士(社労士)など経営・労務系の資格だ。そのお薦めの資格を紹介する。
#16 7月20日(土)配信
早慶、一橋、青学…中高年に「ビジネススクール」が大人気!後悔しない志望校の選び方を徹底解説
MBAホルダーを目指す中高年が増えている。近年は修士号にとどまらず博士課程に進む中高年の姿も散見されるという。それだけに人気ビジネススクールの入試倍率は5倍を優に超える。後悔しない志望校の選び方を伝授する。
#17 7月21日(日)配信
生成AIに脅かされる資格・士業はどれ?「AI脅威度」から「年収」まで…現役士業75人がアンケートで明かした真実
生成AIの進化によって淘汰される職業の上位に、難関士業が挙げられることが少なくない。実際の士業たちはどう感じているのか?士業コンサルタント、横須賀輝尚氏の協力で、行政書士や司法書士、税理士、社労士、弁護士など現役士業75人にAI脅威度や年収のアンケートを実施。その結果を一挙公開する。
Key Visual by Noriyo Shinoda