激震!新リース会計 財務悪化リスクランキング#予告Photo:Martin Barraud、brainmaster/gettyimages

「リース会計」新ルールで財務が悪化――。企業が建物や設備などを借りる形態の一つにリース取引がある。これまではオペレーティングリースという形で借りれば、企業はリース料を払うだけで借りたものをバランスシートに資産として計上する必要はなかった。しかし、2028年3月期以降、IFRS(国際会計基準)、米国のSEC基準と足並みをそろえる形でリース会計が変更され、オペレーティングリースの資産計上が始まる。帳簿上の話であって、企業としての実態に変化はないが、同リースを多額に利用している企業の総資産は膨らむ。その結果、自己資本比率の低下や総資産利益率(ROA)などの効率性指標の低下といった財務指標の悪化につながる。特集『激震!新リース会計 財務悪化リスクランキング』では9月17日(火)から30日(月)までの全9回にわたって、現在開示されている未経過リース料を基に、資産計上の影響を独自試算し、影響の大きい業種、企業をランキングであぶり出す。

#1 9月17日(火)配信
【小売業88社】新リース会計適用で「財務悪化リスク」が高い企業ランキング!3位ワークマン、1位は?

激震!新リース会計 財務悪化リスクランキング#1Photo:PIXTA

 リース会計の新基準適用で財務が悪化する企業が続出しそうだ。オペレーティングリースの資産計上が2028年3月期から始まる。同リースを多額に利用している企業にとっては、資産の増加、自己資本比率の低下、総資産事業利益率(ROA)などの効率性指標の低下といった財務悪化につながる。リース会計の新基準の影響が大きい小売業界で、財務悪化リスクの高い企業を独自試算でランキング化し、上位88社を掲載する。

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#2 9月18日(水)配信
【サービス業77社】新リース会計適用で「財務悪化リスク」が高い企業ランキング!3位ロイヤルホテル、1位は?

激震!新リース会計 財務悪化リスクランキング#2Photo:PIXTA

 2028年3月期から始まるリース会計の新基準適用は、多くの企業の財務指標に影響を与える。オペレーティングリースを多額に利用する企業は、資産増と自己資本比率の低下、総資産利益率(ROA)などの効率性指標の低下といった財務悪化につながる。店舗や施設などのリースを活用するサービス業は新基準の影響が大きい業種の一つだ。サービス業界で財務悪化リスクの高い企業を独自試算でランキング化し、上位77社を掲載する。

>>9月18日(水)配信

#3 9月19日(木)配信
【建設業8社】新リース会計適用で「財務悪化リスク」が高い企業ランキング!5位大和ハウス、1位は?

激震!新リース会計 財務悪化リスクランキング#3Photo:PIXTA

 大型重機などをリースで利用するケースも少なくない建設業は、リース会計の新基準適用の影響が大きい業種である。建設業界で財務悪化リスクの高い企業を独自試算でランキング化し、上位8社をお届けする。

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#4~
Coming Soon

Key Visual by Kaoru Kurata, Hitomi Namura

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