“なぜなぜ攻撃”よりも
解決志向のほうが有効
ロジハラを回避するには、未来を見据えた対応が求められます。これに応えるのが解決志向アプローチ。未来に焦点を当てた5つのステップを通じて、問題解決を図ります。今回のケースを例にすると、
ステップ1
「提案ありがとう。プロジェクトの実現に向けて一緒に頑張りましょう」
→できていること(提案)を承認します。
ステップ2
「プロジェクトが実現すると、どんなことが起きそう?」
→どんな未来を実現したいのかの共有は、ポジティブな動機づけになります。
宮本剛志 著
ステップ3
「そんな未来に向けて、この企画書が貢献できていることは何だろう?」
→Bさんを含め皆でできていることから話すと、意見が出やすくなります。
ステップ4
「最高の企画書が10点だとしたら、今何点かな?」
→現状を共有します。
ステップ5
「では、1点上げるとしたらさらに何をするといい?」
→できていない点を批判するのではなく、未来に焦点を当てます。